アパレル生産管理とは①
2022.11.08
あらためてC3-NET(シーキューブネット)とは何者なのか?
HPでは表現できていない業務詳細を、少しずつ解明していきたい(解説させていただきたい)と思います。
今回は「アパレル生産管理」について、個人的な考えを述べたいと思います。
【 出来て当然、失敗は減点、生産管理の苦悩と財産 】
まず、一般的にアパレルの生産管理とは「仕様書に基づいて資材発注や投入、納期管理、品質管理、コスト管理等にまつわる諸々の業務」という印象をお持ちかと思います。
生産管理を担当される方々も、その業務をこなすことが、自分の仕事であると自覚されている方が多数かと思います。
また業務の性質上、評価基準がすべて完璧で「当然」というのが実態ではないでしょうか。
「納期、コスト圧縮、品質が規定通りに収まって当然。ノルマがないだけプレッシャーが少ないでしょう?」という声がどこからか聞こえてきそうです。
「ノルマが無い」
「出来て100点」
「加点はほぼ無い」
「できなければ減点」
そういったことを、私も実際に体験してきました。
それは事実でしょうか?
「納期、コスト圧縮、品質が規定通りに収まって当然」について、立派なノルマだと私は認識しています。
*納期
工場のキャパを事前に抑えておき、すべての資材が納期通り揃い、社内の準備もスケジュール通りに進めば、ほぼ問題なく納まるはずです。
しかしそんなことは1年に何回あるでしょうか?
*コスト
全てがスムーズに進んでいれば、余計な出費は抑えられます。
ただし原材料の価格上昇、加工賃の上昇といった社会的な現象を、一人の人間がコントロールするのは、到底不可能でしょう。
*品質
これこそ生産管理の腕の見せ所です。
アイテムや生地の特性から工場を選択し、技術的打ち合わせを行い、完璧な商品に仕立て上げる。
なおその為には、一定水準の費用が必要になることをご理解頂きたいところです。
以上のことをクリアして挑む生産は順調そのもの。
生産管理職として胸を張っていられます…と単純に進まないのがアパレル業界。
トラブルはどこからともなく降りかかってくるものです。
「キャパが足りない」
「発注漏れがあった」
「仕様書にミスがあった」
「生地や縫製の品質に問題があった」
無いに越したことはありませんが、小さな事象の積み重ねが、このような事態を招くのが、アパレル生産管理の難しさです。
そんな時「アパレル生産管理支援」を活用してみてください。
緊急・イレギュラーを、この10年で多数解決して参りました。
縫製のみならず、2次加工(プリントや刺しゅう)、3次加工(洗い・後染め)まで実績はあります。
職務としてだけでなく、事業体としても「生産管理」に加点はなかなか認められないものです。
減点は少なければ少ないほど、関係各社や消費者に対する信用は保護され、結果的に会社の財産として蓄積されていくのです。
そして何よりも貴殿の財産として。
モノづくりの「困った」…そんな時はシーキューブネット。
ヨモ タケシ