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観察できることの幸せ…つぶやき


2023.09.07

40歳前後から老眼が始まり、今じゃ裸眼で焦点が合う距離は、60センチ程度でしょうか?
それ以上近づくともうピントが合いません。

商品の検品や書類を読むのに、これでは都合がよろしくありません。
そういう訳で老眼鏡は必須アイテムですが、これがまた対象物によって様々な度数が必要になります。

私の場合、+1.5~+4.0まで。
累進焦点レンズを含めると、現在8個の老眼鏡を使い分けています。
遠近両用や近々両用も検討しましたが、非常に高額になる割には、老眼の進むスピードは驚くほど速く、せっかく投資してもすぐに買いなおす必要があると聞きました。
とにかく今は数で勝負という状況です。

ならば100均でも良いのか?となると、私の場合プラスチックの安価なレンズでは、すぐに目が疲れて、使い物になりませんでした。
2個ほどゴミと化しています。

多少価格は高くても、品質の良いレンズの老眼鏡を揃えた方が、結果的にコスパは良くなると思います。

もう一つ、見るという行為に対して、意外と意識されていないのが、明るさ。
「60歳になると20代の頃の2倍の明るさがないと、同じように見ることができない」という統計があります。

私はもう少し若いのですが(笑)、このことを知ってから、デスク周りのスタンドや、室内照明をいろいろ試して、環境を整えました。

今は老眼鏡+照明の環境が整い、面倒ではありますが、相当「観察できる」状態になりました。

我々は繊維という繊細な商材を扱う仕事に従事しています。
「見る・観察する」ことには、それなりの投資をして、より良い成果物を提供できるよう、心がけて参りたいと思います。

Takeshi Yomo